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荻須洋子さん

荻須 洋子さん

介護生活を経て出会ったこの仕事
おもちゃの可能性を伝えるのがやりがい

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昨年、国立成育医療センター内にオープンしたおもちゃライブラリー。医師の指示のもと、病棟や外来の子どもたちの症状緩和のためにおもちゃを利用するスペースです。ライブラリーの運営を担当するおもちゃコンサルタントのひとりが、荻須洋子さん。「言葉に問題がある子には電話のおもちゃ、おもちゃへの関心が薄い子には五感を刺激するおもちゃ、その子に合わせておもちゃを選ぶのが私の仕事です」。

荻須さんはもともと小学校の教員でしたが、3人の子どもを育てるために退職。一番下の子が手を離れて復職しようとした矢先、父が他界、母は容態が悪化して荻須さんは5年間にわたる介護生活を余儀なくされました。おもちゃコンサルタントという存在を知ったのは、そんな介護生活の真最中でした。「このままでは息が詰まってしまう。私も楽しいことをやりたいという思いが強くなっていました」。

アートフラワーや洋裁の得意な荻須さんは、生来もの作りが好きでした。おもちゃコンサルタントの講座を通じてさまざまな人との出会いもあり、荻須さんはしだいに自分を取り戻すことができたと語ります。

あるとき荻須さんは、おもちゃライブラリーで左手が動かない子のためにひとつのおもちゃを作りました。ペットボトルの中に光る紙片を入れただけのシンプルなおもちゃ。するとその子は自然に両手を伸ばし、ボトルをつかんで遊び始めたのです。「そのときの両親の喜ぶ笑顔が忘れられません。私も鳥肌が立つほど嬉しかったです」。それは、キラキラ光るものや回るものが好き、という子どもの心理を荻須さんが上手につかんだ瞬間でした。自分の働きかけで子どもの心が開いたときの喜び。その自信が、今の荻須さんを輝かせています。

病児遊び支援 小児病棟でのおもちゃライブラリーへ

 

 

 

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