主催者挨拶 多田 千尋(東京おもちゃ美術館 館長)
実行委員長挨拶 一條 達雄(一條ランバー株式会社 代表取締役)
本郷 浩二(林野庁長官)
東京都の多摩地域西部に位置する檜原村。村の93%を森林が占めるこの場所で、林業×木工業×観光業を三位一体とし、Made in Tokyoのおもちゃの一大産地化を目指す「トイビレッジ構想」がスタートしています。林業家が様々な業種と手を携えることによって林業の可能性を広げ、木育的アプローチによってこれまで接点のなかった人々が森に興味を抱くようになってきています。また地場産業を育てることが、山や森にとってどんな意味を持つようになるのか?豊かな森の資源を活かしたプロジェクトは森と人をどうつなぐのか、共に考えます。
坂本 義次(東京都檜原村長)
青木 亮輔(株式会社東京チェンソーズ)
佐々木 一弘(オークヴィレッジ株式会社)
座長:多田 千尋(東京おもちゃ美術館 館長)
※分科会はお申し込みの際に、下記の❶~❹の中からご選択ください。
幼児期は自然との関わりを<感じる>ことで経験を蓄積していくのに対し、学校教育では<知る>ことで知識を蓄積していくことが増え、体験によって知識を補うこともできます。今回はとくに小中学校のカリキュラムの中で、木育活動を上手く取り入れ、知識としての学びだけでなく、体験としての学びによって森林との関わりを子どもたちに伝えている事例を取り上げます。そして授業を通して子どもたちに何を育もうとしているのか、ねらい・手法・視点を共有することで議論を深めたいと思います。
宮村 連理(東京学芸大学付属小金井中学校) ・阿部 華子(同校卒業生)
中楯 浩太(世田谷区立等々力小学校)
橋元 美穂(木育サポートネット代表/木育インストラクター(奈良県吉野町))
座長:大谷 忠(東京学芸大学)
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標であるSDGs。企業においてもこの目標達成のための取り組みが始まっています。本分科会ではSDGsの核となる考え方とそれを取り巻く状況を理解した上で、木育での貢献が期待できる「15.つくる責任 つかう責任」を中心に、各社の取り組み事例を共有します。「つくる」側である企業は消費者に対して何を伝えるべきなのか、また「使う」側である消費者はそれをどう暮らしに活かすべきなのか、参加者とともに考えます。
河口 真理子(株式会社大和総研)
岩井 正人(日本マクドナルド株式会社)
山川 紀子 (株式会社GRiP’S)
座長:水谷 伸吉(一般社団法人more trees)
森林環境譲与税がスタートしました。この税は、森林整備に使われるだけでなく、都市住民に対する木材利用の理解促進にも使われます。本分科会では、行政担当者が市民を巻き込むことで、木育の普及啓発を推進している事例を取り上げます。自治体が、どのようなねらいを持ち、どのようなプロセスを経て、成果を出しているのか。地域の中で、市民そして企業や諸団体を巻き込んでの木育推進を成功させるアイデアを出し合います。
横田 泰宏(徳島県那賀町役場)
庄野 洋平(株式会社那賀ウッド)
永尾 和彦(山口県長門市役所)
岩本 美枝(NPO法人 人と木)
椎川 忍(一般財団法人地域活性化センター)
座長:茅野 恒秀(信州大学)
「木育をやりたいけど、どうやったらいいかわからない・・・」「木育をやっているけれど壁にぶつかってしまった・・・」木育をやりたい人、木育をやっている人のあらゆる疑問を、様々な業界で木育活動を推進している専門家とともに、会場の参加者も巻き込んで解決します。分科会の「主人公」は会場にいる参加者全員。スマホやタブレットを使い、各自の疑問・質問を共有、会場全体で解決のためのアイデアを探り、次のアクションに繋がる発見を持ち帰っていただきます。木育サミット初の試み、インタラクティブな分科会、乞うご期待です。
長谷川 泰治(株式会社長谷萬)
山下 晃功(島根大学)
石井 今日子(東京おもちゃ美術館)
遠藤理恵(株式会社セールスフォース・ドットコム)
座長:小友 康広(株式会社小友木材店)
閉会後、同会場内にて懇親会を行います。16:40開始予定